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意識して行う自己分析

自己分析は自分のやりたいこと、今後の就職活動における土台となってくるものです。どんな業界や会社、仕事を選ぶのか、その選択基準は全てみなさんが行う自己分析の結果からくるものです。自己分析は、なぜその業界を選んだのか?なぜその仕事を選んだのか?なぜその企業を選んだのか?といった就職活動の方向性を自分自身で見定めることに他なりません。

自己分析とは何か?

02_01.png自分のやりたいことは何だろう?と考えたときに、意外に明快な答えは出ないものです。そこで自分を客観的に見つめ直す自己分析を通して、自分のやりたいことを明確にし、できるだけそれを理論的に伝えられるようになりましょう。そうすれば面接やエントリーシートのときに変に悩むこともなくなるでしょう。
自己分析とは、自分がどのような人間であるか(性格・嗜好・適性・etc.)を分析することです。自分が今まで何を、どんな風にやってきたかを振り返ることで、これから何をしたいのか・何が自分に合っているのかが明確になっていくこともあります。自己分析は就職活動の第一歩として「やりたいことを見つけ出す」ためのきっかけであり、また企業の選考段階で「自分を伝え、アピールする」ためのヒントにもなります。

自己分析をやってみよう!

Step:1 過去を振り返る

子供の頃から現在まで、小学校の頃・中学校の頃など時期を区切った自分史を作り、その中で自分のモチベーションが上下したときに何を考え、どのように行動したのか等を分析します。これまで起こった様々な場面を振り返り、その時自分がどのように考え行動したのかを思い出します。そこから、自分自身の性格や考え方といったパーソナリティを明らかにしてみましょう。

Step:2 他者の意見を聞く

自分で思っている自分と他人から見た自分にはかなり違いがある可能性があります。自分が周りからどう思われているか、周りにどのような影響を与えているかを先輩・友だちなどに聞いてみましょう。できるだけ多くの知り合いから情報を収集して客観的に自分を理解しましょう。

Step:3 就職活動の土台を作り出す

自己分析を行った結果明らかにして欲しいのは、自分自身のパーソナリティ(自己PRの基本)、仕事選びの軸(志望動機の基本)です。あなたはどんな人ですか?と採用試験の際に問われた時に、自分自身をどのように説明するのかを考えます。そして、数ある業界・企業・仕事の中から、あなたは何をもって希望企業を絞り込んでいくのか、その条件を明らかにしてみましょう。

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自己分析の手助けのために、千葉大学では独自のワークシートも準備しています。下記からダウンロードして活用してみましょう!
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自己分析のヒント

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自己分析に決まった方法論はありません。まずは、自分自身のこれまで、そして将来についてじっくりと内省する時間を取りましょう。また、自己分析は就職活動の準備中にだけ必要となるものではありません。就職活動を行っている最中でも、考えが変わったり思わぬ自分のパーソナリティに気づくこともあります。
自己分析は、あなたが大学を卒業した後にどのような人生を歩みたいのかを総合的に考え続ける作業ととらえることもできます。"就職活動に対応するため"ということではなく、何がしたいのか?どうなりたいのか?それが実現できる最も適切なフィールドはどこなのかを常に自分自身に問いかけ続けてみましょう。

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