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ワクチン接種会場サインがグッドデザイン・ベスト100を受賞―墨田区とdriの共同プロジェクト―

掲載日:2021/10/21

 千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート(dri)の張 益準 准教授、ヒサ ニミ 特任研究員、大学院融合理工学府博士前期課程1年生の末吉 深記さん、工学部総合工学科デザインコース4年生の薗田 修平さんのチームがデザインし、墨田区との共同プロジェクトとして制作された「コロナワクチン接種ウェイファインディングシステム」が、グッドデザイン・ベスト100を受賞しました。

グッドデザインベスト100

 このシステムは、新型コロナウイルスワクチン接種体制の構築にあたり、2021年に新しく設立し東京都墨田区内に拠点を置く千葉大学driが同区と共同で制作しました。プレスリリース
 接種会場の密集・密接を生まないためにコミュニケーションデザインの知見が活用されており、子どもから高齢者まで馴染みがある色と数字を配することで、接種を受ける方が今はどの段階にいて、次はどこに進むのかを分かりやすく示し、自然と身体的距離を確保できる接種会場づくりをサポートします。

 2021年度グッドデザイン賞においては、「ワクチン接種者はもちろんのこと、医療従事者や会場運営者の心と体の負担を軽減するデザインシステムを迅速につくりあげた」と評価され、全審査対象数 5,835件・グッドデザイン賞受賞1,608件のなかでも特に優れた100件のひとつとしてグッドデザイン・ベスト100に選出されました。このサインシステムをワクチン接種会場で実際に体験したという審査委員のコメントでは、「人々が困窮した時にこそ社会貢献できるデザインの力があることを学ばせてもらった」との言葉も寄せられました。(講評全文はこちら(GOOD DESIGN AWARDウェブサイト))

【受賞コメント】
デザインを監修した デザイン・リサーチ・インスティテュート 張益準 准教授
「コロナ禍という混乱の時代を、官・民・学が共同でワクチン接種を通じて乗り越えようとする動きに、コミュニケーションデザイン分野から貢献できたことに感謝しています。」
デザイン・リサーチ・インスティテュート長 植田憲 教授
「分野横断的デザイン研究を、実践を通して展開するdriにとって、社会の課題解決は重要なミッションの1つです。この度は、墨田区の喫緊の課題について、区と連携しながら、デザインの知見を活用することにより解決に貢献できたこと、大変嬉しく思います。driにおいては、今回の受賞を契機として、社会の課題解決に向けた連携活動により一層力を入れていきたいと考えています。」

【関連リンク】
GOOD DESIGN AWARD(公益財団法人日本デザイン振興会)トップページ
受賞対象一覧―サインシステム [コロナワクチン接種ウェイファインディングシステム]

「コロナワクチン接種ウェイファインディングシステム」は、国際デザイン賞であるレッドドットデザイン賞 ブランド&コミュニケーションデザイン部門も受賞しています。
国際デザイン賞を受賞―本学教員監修のサインデザイン2種(ワクチン接種誘導・墨田サテライトキャンパス)―