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国際デザイン賞を受賞 ―本学教員監修のサインデザイン2種(ワクチン接種誘導・墨田サテライトキャンパス)―

掲載日:2021/09/29

 千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート(dri)の張益準准教授が監修した「コロナワクチン接種ウェイファインディングシステム」「千葉大学driサインシステム」が、国際的なデザイン賞であるレッドドットデザイン賞 ブランド&コミュニケーションデザイン部門(Red Dot Award: Brands & Communication Design 2021)を受賞しました。

 レッドドットデザイン賞は、ドイツで1955年に開始したデザインコンペティションに端を発する世界最大級のデザイン賞の1つです。ブランド&コミュニケーションデザイン部門では、独創性や革新性、デザインのクオリティなどの観点に基づき、複数の専門家による審査のもと受賞デザインが決定されます。

 「コロナワクチン接種ウェイファインディングシステム」は、driと墨田区の共同プロジェクトとして制作された『接種会場の密集・密接を生まない』ワクチン接種会場サインです。プレスリリース

接種プロセスを6段階に整理し、馴染みがある色と数字を使用
利用者の「ワクチン接種プロセスの理解」「スムーズな移動」「身体的距離の確保」をサポート

 また、「千葉大学driサインシステム」では、地域開放・協働スペースと最先端のデザイン教育研究スペースの双方を擁する墨田サテライトキャンパスの機能を最大限に活かすことを目的としたサインシステムが考案されました。

開放スペースのサインは子どもから高齢者、海外の方など、幅広いユーザーが利用しやすいように設計
パネルの穴を利用して、ワークショップ等の一時的なイベントに合わせたカスタマイズが可能
ロッカーのサインはユーザーである学生と共同設計