新型コロナワクチン接種後の抗体量に関わる遺伝要因を発見―カスタムメイドのワクチン接種プログラム開発に一歩―
2022年11月07日
研究・産学連携
千葉大学大学院医学研究院公衆衛生学の尾内善広教授、真下陽一技術専門職員、同アレルギー・臨床免疫学の中島裕史教授、千葉大学医学部附属病院感染症内科の猪狩英俊教授らを中心とした研究グループは、新型コロナワクチンを接種した後に体内で作られる抗体の量に、免疫グロブリン重鎖の2つの遺伝子にみられるDNA配列の違い(バリアント注1))が影響することを発見しました。この発見は、個人個人にとってより適切なワクチン接種プログラム実施につながることが期待されます。
この研究成果は2022年11月2日、英国科学雑誌「Journal of Infection」オンライン版に掲載されました。