ワクチン接種会場誘導サインのデザインチームが山本墨田区長を表敬訪問しました
2021年12月28日
社会連携
12月20日、墨田区内のワクチン接種会場等で活用されている誘導サインを作成した千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート(dri)の張 益準准教授、ヒサ ニミ特任研究員(学内グラフィックス担当)、大学院融合理工学府博士前期課程1年生の末吉 深記さん、工学部総合工学科デザインコース4年生の薗田 修平さんのチームと植田 憲dri長が、同サインのグッドデザインベスト100選出等の報告のため、墨田区の山本亨区長のもとを表敬訪問しました。
墨田区における新型コロナウイルスワクチン接種体制の構築にあたり、接種会場の密集・密接を生まないために作成された本サインは、子どもから高齢者まで馴染みがある色と数字を配することで、接種を受ける方が今はどの段階にいて、次はどこに進むのかを分かりやすく示すなど、コミュニケーションデザインの知見が活用されています。
懇談において、山本区長からサイン作成の感想を質問された末吉さん、薗田さんからは、「授業等でサイン計画をしたことはあったが、今回のように制作したものが一気に世間に広がるという経験は無かった。貴重な経験をさせていただいた。」と話すと、山本区長から「接種プロセスを理解しやすいように、という区の要望に応えていただけたことに感謝する。千葉大学との記念すべき最初の共同作業の成果でもあり、デザインの力でワクチン接種をスムーズに進められた。作成されたサイン=墨田区というイメージを広げることが出来たなど、デザインの重要性を改めて感じた。」との言葉をいただきました。