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山田 香菜子さん

視聴者の心に届く、確かな言葉で情報を発信していきたい
「ちばだいプレス第30号」OBOGインタビュー(2014月12月)

テレビ埼玉 アナウンサー(フリー:株式会社ジョイスタッフ所属)
山田 香菜子さん

園芸学部からアナウンサーの道へ。異色の経歴を持つ山田香菜子さん。
新人アナウンサー時代の苦労から、伝えることへのこだわり、そして、千葉大学在学時代の思い出までを伺いました。

山田 香菜子
やまだ かなこ

1982年生まれ。千葉大学園芸学部卒。2005年に山口朝日放送入社、アナウンサーとしてニュースや情報番組などに出演。同局を2011年に退社後、フリーランスに。
2012年4月からテレビ埼玉の平日・夕方に放送されている情報番組「ごごたま」の司会を務める。幅広い趣味を持つが、最近はボイストレーニングにハマっている。

「言葉は凶器にもなるので細心の注意を払っています」と山田さん。ニュース番組では、声のトーンや表情にも気を配っている。

子どもの頃から好きなテレビの世界へ

園芸学部を志望した理由と、なぜアナウンサーになったのかを教えてください。

私は福岡出身で身近に自然を感じながら育ちました。そのせいか植物や環境学に興味があり、初めは農学部を目指していました。そんなとき、親しい友だちの千葉大学薬学部への推薦が決まり、千葉大学ってどんなところだろうって調べてみたら、園芸学部があって気象や生物、造園についても学べることを知り、魅力を感じて決めました。
アナウンサーを目指そうと思ったのは、大学3年生のときのこと。就職活動をするにあたり、自分が何になりたいのかを改めて考えました。子どもの頃、教育番組やアニメなどテレビが大好きだったことを思い出し、ちょっとのぞいてみようかなと軽い気持ちでアナウンサー養成学校に通いました。そこで、日本語の表現の面白さに気づいたのが理由です。

情報番組「ごごたま」の司会を担当

新人アナウンサー時代のエピソードを教えてください。

最初に、山口朝日放送に入社したのですが、地方局のアナウンサーは、取材のアポイントメントから取材、原稿作成、カメラ撮影、映像編集、テロップ入れまで何でもやるんですね。
外から見たら華やかで最先端なイメージですが、中に入ってみると地道でアナログな仕事でしたね(笑)。とにかく覚えることが多くて大変でした。

現在はテレビ埼玉で活躍されていますが、どのような番組に出演されていますか?

平成24年4月から情報番組「ごごたま」の司会をしているほか、ニュースも担当しています。「ごごたま」は月曜日から金曜日までの夕方、毎日違うパーソナリティを迎え、埼玉県内の生活情報を発信しています。

情報番組とニュースで違いはありますか?

情報番組でもニュースでも、情報を伝えることの難しさを実感しています。
たとえば、「ここに机があります」と伝えるだけでも、その背景を知っていて伝えるのと、まったく知らないで伝えるのでは言葉の重みが違います。その違いを埋めるには、事前の準備を十分にすることだと考えています。
私自身もただ伝えるだけでなく、視聴者の心に届くように情報を発信していきたいと考えています。

自身の興味、疑問を先生方にぶつけてください

在学時代の思い出はありますか?

園芸学部では、よくフィールドワークに行ったのを覚えています。
松戸キャンパス内を歩いて絵を描いたり、柏の圃場で農作業を体験したり、千葉県外にも行きましたね。

園芸学部で学んだことが、仕事で役に立ったことはありますか?

異常気象による植物への影響について取材したことがあったのですが、専門家の方に園芸学部卒であることを伝えるとスムーズに進みました。学んだ知識もあって、難しい話でもなんとか理解できたのがうれしかったですね。

最後に、千葉大生へメッセージをお願いします。

千葉大学には、いろいろな専門知識を持った先生がたくさんいらっしゃいます。学生の皆さんは今だからこそ、いろいろな先生のお話を聞けるチャンスを持っています。社会に出ると、そういった先生にお話を聞こうとしても手続きが大変だったり、壁ができてしまいます。ぜひ、興味があること、疑問に感じたことを積極的に先生方にぶつけて知識を吸収してほしいと思います。